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大阪府・本田技研工業㈱ 商談会

大阪府内の優れた製品・技術・ノウハウを有する中小企業の販路開拓支援策として展示商談会が第1回はトヨタ自動車㈱ 第2回が日産自動車㈱で開催されました。 今回も太田知事が本田技研工業㈱に直接働きかけて1月に開催され74社が出展いたします。今回も太田知事が訪問するそうです。 三元ラセン管工業は今回もベローズ成型技術で出展させていただきます。 開催概要 主 催 (財)大阪産業振興機構 日 時  平成18年1月24日 場 所 ㈱本田技術研究所 栃木研究所内「グローバルプラザイベントホール」 トヨタ自動車㈱での様子

加速器に使われるベローズ

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加速器に使用されるベローズ 超高真空装置に最も多く使用されているフランジICFフランジをベローズの両端に取り付けました。 加速器とは 画像は独立行政法人 理化学研究所 中央研究所へ納品の加速器用ベローズで産業用ベローズとは違い、ホルダー1個にも精密な加工が施されております。 ICFフランジ(コンフラットフランジ)とは 超高真空装置に最も多く使用されているフランジで、金属ガスケットを使用します。 ガスケット溝にナイフエッジと呼ばれるエッジが立っておりエッジに傷がつくと真空シールを行うことができないので、取り扱いには注意が必要です。 JISフランジと比べてボルト穴の数が多いです。 (コンフラットフランジはVaridn社の商品名です)

流体抵抗を低くしたベローズ

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第9回機械要素技術展で注文を頂いた 流体抵抗を低くしたベローズ ベローズは波状構造のためにエアーが高速で管の中を流れると共鳴して大きな音になってしまいます、そんな音を少しでも小さくする為にインターロック(内面が平面である)をベローズの内側に入れた2重構造にして、流体抵抗を低くしたベローズです。 写真のベローズは外側がSUS316L製ベローズ、内側がSUS304製インターロックの2重構造になっています。6月の東京ビックサイトの 第9回機械要素技術展 において大手重機メーカーさんと商談が進み新製品の1号機にこの11月取付けていただくことになった製品です。

銅メッキベローズ 

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ステンレスSUS316Lベローズに銅メッキを施しました。 先日のNCネットワーク主催のエミダスだよ!全員集合in大阪においてホームページ大賞最優秀賞を受賞した 三和メッキ工業 の清水常務様と名刺交換することが出来、研究熱心な清水様からステンレスベローズにメッキ試作をさせて欲しいと話があり翌日会社に帰って営業会議で話したところ東芝からステンレスベローズに銅メッキの検討依頼がちょうど来ているとのことで早速清水様に試作を依頼し昨日上がってまいりました。 ほかにもベローズへの新しいメッキ試作を研究中だそうです。 創都ビジネスフェア で展示いたします。 沢山の方たちとの出会いから新たな仕事が広がっていくのですね、またまた出会いに感動です。

ベローズに使われる特殊材料のインコロイとは

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ベローズに使われている特殊材料の一つインコロイとは インコロイ(INCOLOY)とはインコネルと同じINCORO社の登録商標です。 海水、亜硫酸ガス、硫酸、燐酸などの酸化性および還元性環境に対して優れた耐食性を持つNi-Cr-Fe-Cu-Mo鉄基合金です。 食用油関係、油田ガス関係の機器の材料として多く使用されています。

銀ロー溶接

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銀ロー溶接  三元ラセン管工業では銅、銅合金などの溶接には銀が35%以上含んだ溶接棒を使ってアセチレンガスと酸素ガスをつかい溶接いたします… 銀ロー溶接 銀ロー溶接は素人でもすぐにできるようになりますが写真の製品(0,11ミリの板厚のベローズです)のように強振動の配管などに使われる製品では耐久性で熟練工の製作したものと初心者では大きく違いが現れます。

パッキン不要のコニカル型ユニオンを取り付けたフレキシブルチューブ

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  コニカル型ユニオン パッキンがなく 球面 と 円錐状 の当たりでシールするためにシール面の仕上げ精度が重要です。 繰り返し取り外しする配管ではシール面を傷つけてしまうために使用いたしません。 写真の製品は鉄道会社より注文をいただき電車に取付けられるALL SUS304製フレキシブルチューブです。